KWA歩育の2回目「新幹線基地を見に行こうウオーク」の日だ。ところが夜明けの強い地震でJRが全線ストップしているらしいということで、どうなることかと集合地のJR千里丘に向かった。阪急も少し遅れていたが、ナントカ動いていたが高槻辺りから急に人が多くなった。並行して走っているJR京都線の客が全部こちらに来ているのだ。お陰で、車内はぎゅうぎゅう詰め。摂津駅で人を掻き分けて降りて、JR千里丘に向かう。その間にも、千里丘駅方面から大勢の人が阪急へ流れていく。ようやく千里丘に着いたら、改札前は運転再開を待つ人で溢れ帰っていた。スタッフのMoさんから「長岡京駅まで来たけど、動いていないので帰ります。」との連絡があって、さて今日は参加者があるのだろうかと不安になる。それでも、一人の男性が今日のウオークに参加したいと待っているのだ。大阪の旭区から車で来たそうだそうこうしているうちにスタッフのYaさんとIdさん、Maさんが到着。受付開始時間になったので駅員さんから受け付けようの机を借りて、参加者を待つ。もうこないかなと思っていたら、ポツリポツリと集まってきた。最終的に、子供が9名、大人8名とスタッフが僕を入れて5名と合計22名の参加となったので、出発時間は結局30分ほど遅らせたけど、とりあえず出発。こんなにいい天気なのに地震のお陰で参加者が少なくて残念だけど、来てくださった方には感謝だ。駅前から民家の間の細い道を抜けて、阪急の踏切を渡り右に折れて「ガランドウ水路遊歩道」をいく。昔の水路の上に作られた感じのいい遊歩道で左手にはせせらぎが流れている。遊歩道を抜けると大正川の堤防に上がって橋を渡り、平和公園でトイレ休憩。駅前は慌しかったので、ここで今日の挨拶とストレッチ体操をする。平和公園を後にふたたび大正川堤防に戻るとびっくり。川の対岸との間に沢山の鯉のぼりが渡してありきれいだ。


下の河川敷を通ると上に鯉のぼり、下にはセイヨウカラシナソウが満開だ。ふりそそぐ陽光のなかなんだか得したような気分で進む。安威川に合流する辺りで堤防に上がって橋を渡って八重桜の土手を進んでいくとモノレールと阪神高速と一緒に渡る「鶴野橋」を渡ると新幹線鳥飼基地に着く。いろいろな種類の新幹線の車輌を、フェンスの外から眺める。中に入ってじっくり見られないのが残念だ。

そのあと、桜並木の下を通って新幹線公園に着く。公園にはあの丸い初代新幹線の先頭車両と、電気機関車が展示してある。


日曜日なら中に入って見学できるのだけど、摂津市役所に問い合わせたが、土曜日は公開していませんということだった。ここで、お弁当を持ってきている人も居たので20分休憩を取る。公園のフェンスからは新幹線は見えなくて、大きな貨物基地になっていてコンテナが沢山ならんでいる。この辺りは、桜が満開のときならいい花見ができるんだけど、丁度先週が満開だったそうで、もう大方が葉桜になっている。12時になって、集合を掛けた後帰りの道を行く。下見の時は普通の街の中の道を歩いたけど、面白くないのでふたたび大正川に沿って戻る。こっちの道のほうが車も通らなくてのんびり歩けた。ふたたび沢山の鯉のぼりを見て、参加の子供たちは大はしゃぎで、ゴールの阪急攝津駅に着いた。今年の歩育のコースとして、僕が提案したコースだったので、みんな喜んでくれるか心配だったけど、沢山の鯉のぼりや満開のセイヨウカラシナソウを見て、何よりも天気が最高だったので喜んでもらえてほっとしている。又来てね。といって参加者を送った。