今度の日曜日に実施する、仲間のウォーキングの下見をしてきた。大阪城周辺の歴史を巡って、やはり最後は3月ということで大阪城の梅園を訪れるウオークだ。
集合場所は、JR環状線「森ノ宮駅」。かつて近くに有った日生球場跡のそばを通って、大阪城の南に有った細川忠興屋敷跡に有る、越中井。この場所で、忠興夫人のガラシャが秀吉の人質を拒み続けて、一生を終えた地で、そばに有る聖マリア大聖堂前には、ガラシャ像もある。

その後は、奈良時代より前に有ったとされる難波宮跡を訪れる。先月の平城宮跡ほど広大さは感じないが、中央には大極殿の礎盤が復元されている。

北側には、大阪城の天守閣が見え、北西には大阪歴史博物館とNHK大阪放送局の建物がある。そのあたりまで、難波宮あとで、博物館の最上階には難波宮の詳しい展示がある。参考のために入場料600円払って見学した。最上階の10階から7階まで、大阪の歴史展示がびっしり。また、この建物の地下には発掘現場があり、20分ほどかけてこちらは無料で見学できるツアーがあるそうだ。

歴史博物館を出て、斜め向かいに進むと大阪城公園に入る。まっすぐ東に進むと、昔メーデーの集合場所だった「教育塔」前を通りすぎて、大阪城外濠に沿って進み玉造口から豊国神社前を通って、桜門から天守閣に向かった。大阪万博の時に埋められたタイムカプセルの前を通る。見上げる天守閣が青空に映えて奇麗だ。

天守閣を廻り込んで極楽橋を渡ってまっすぐ進むと、梅園に着いた。広い梅園はまだ5分咲きだが、結構奇麗に咲いていて、このまま暖かい日が続けば10日には見ごろになるだろう。楽しみだ。


しばらく観梅を愉しんだ後は、青屋門をくぐって外濠を渡りついでに桃園にも行ってみるが、こちらはまだ全然咲いていなかった。あとは大阪ビジネスパークを抜けてJR京橋駅にゴールした。