所属する倶楽部の7月のウォーキングの下見に、大和郡山に行ってきた。
朝起きると、激しい雨。気も失せかけていたが、下見には今日しか行く日がないということで、重い腰を上げた。
近鉄郡山に着いたのが、11時ごろ。本番の集合時間を10時半としたので30分遅れのスタートだ。駅前から直接、郡山城に向かう。雨は小ぶりになって歩きやすい。堀について右に行き昭和に復元されたという追手門に着く。数年前に来た時は桜が満開で奇麗だった。この前で記念写真を撮ったっけ。
追手門をくぐって少し上がると広場になっている。城には雨ということもあって来ている人もまばらであった。さて柳沢文庫は何処だろう?そばに古い建物が建っているが近寄って見ると集会などに利用されている市民会館だそうだ。うろうろ歩きまわると濠の外側を回る道を通って広い道に出てしまった。気を取り直して左に向かい柳沢神社の鳥居の前にでた。どうもこの奥が城のようなので入っていく。神社の本殿を回り込むと天守台に登る石段がありやや歩きにくい石段を登りこじんまりした天守台着く。雨に煙る郡山市街を見下ろす。元の道を戻り脇道にそれて堀を渡ると城の歴史的文書などを展示した柳沢文庫についた。今度来た時に入るとして緑深き城を後に先を急ぐ。ぐっと南に下って途中秀吉の弟、豊臣秀長の墓所の「大納言塚」によりなおも南に向かう。こんもりとした新木山(にきやま)古墳を過ぎると金魚を養殖している池が一面に見渡せる。その中を通り、郡山金魚資料館で珍しい金魚を観る。養殖の池では本当にちっちゃなかわいらしい稚魚がいっぱい泳いでいた。近鉄の踏切を渡り左折れして再び市街に入り狭い道を通って郡山八幡神社によりさらに行くと洞泉寺に着く。ガイドブックにはここに本堂の前に昔光明皇后が病人をいやすために用いたとされる油槽石が写っているが見当たらないどこに行ったんだろう。
諦めて門前の昔の花街洞泉寺町の古い佇まいの間をぬけて、真ん中に昔の藍染職人が布や糸をさらした掘割が残る石畳の道を通る。ここには箱本館「紺屋」という藍染資料館がある。ここも今度来た時に寄ろう。そのあと秀長の菩提寺「春岳院」によって、まだ雨の残る道を近鉄郡山駅に着いた。
本番のウォーキングは天気が良くなってほしいなと思いながら帰路についた。
by take4ni4da
| 2007-06-25 00:40
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