KWA恒例のシリーズウオーク。今年は元号が変わるということで、明治から昭和まで3回に分けて歩く。今回は、1っ回目「明治を歩く」ということで「烈女畠山勇子とハイカラ建築」というテーマだが、誰もが、「畠山勇子」って誰?と疑問を持つ。かくいう筆者も知らなかった。配られた地図によると、明治24年5月11日、来日していたロシア帝国ニコライ皇太子が沿道警護の巡査に切りつけられるという大津事件があり、ロシアが攻めてくるというという危機に、勇子が日本政府、露国にあてた遺書を懐に割腹自殺をした。壮絶な死に国家主義者が宣伝して世間に広まって、盛大に追悼式が行われたという。そんなマイナーなウオーク。
今日は、自由歩行なので誘導員を配置して最後に西本願寺の前で立ち番。四条大宮から、松原にある畠山勇子の墓のある末慶寺前に誘導員を配置するはずが、お寺の社務所に、住職に今日のためのちらしを用意して下さっているはずだとお願いに行くと、ちんぷんかんぷん。「住職は今朝急なお葬式が入っていませんが、そのような連絡は聞いていません」だって。「あのう、畠山勇子についてのちらしですが」と聞くと、「あー、畠山勇子ならお隣のお寺ですよ」あちゃー!大失敗だ。ごめんなさいと謝って隣のお寺に。「あー、用意していますよ」そんなこんなで、誘導員を配置。配置を追えるまでに、ウオーカーに追いつかれる始末。決して遅くないのだけどねえ。
皆を配置して、矢印を最後まで貼って立ち番の位置の西本願寺前に立つ。最初の内、次々とウオーカーが通り過ぎて行ったが、しばらくして全然来なくなり随分間延びしてアンカーが来て終了。じっと立っているとやっぱり足が痛くなる。歩いているほうがいいね。
二条駅近くの栂尾公園で出発式
末慶寺の畠山勇子の立派な墓
ハイカラ建築の一つ、龍谷大学大宮学舎
立ち番の近くにある西本願寺伝導院
平安神宮や明治神宮を作った建築家伊東忠太の作品だ
西本願寺
by take4ni4da
| 2019-04-21 23:00
| KWAウォーク
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