JR瀬田駅近くの児童公園で出発式の後、瀬田の街並みを抜けて、七世紀半ばごろの須恵器などを作っていた窯跡と工房跡の「山の神遺跡」を見る。国道一号線をくぐって、さらに新幹線のガード下を進み「びわこ文化公園」の中の木道の続く森を進み、名神高速道を渡って文化ゾーンの駐車場で列詰め休憩をとる。休憩後、名残の桜が残る公園内を歩き、いよいよ古代の製鉄所跡の源内峠遺跡に。製鉄炉が復元されている。登山口には、源内峠の説明板が設けられていて、信楽から大津・京都への重要な古道で、昭和初期のユウモラスな逸話なども書かれている。いよいよここから本格的な山道だ。と言っても、そんなにきつくない坂道を黙々と登り、難なく標高140mの峠を越える。さらに山道を進んで波穂神社前から大津市南部衛星プラン田上市民運動広場で再び休憩。ここからは、自動車が行きかう歩道のないアスファルト道を、一列になって進み瀬田川洗堰のある「水のめぐみ館アクア琵琶」に到着して、昼食休憩とする。休憩中は、強い風が吹き抜けて、脱いでいた上着を思わず羽織る。
午後は、洗堰を渡って瀬田川に沿って上流に向かって歩き、石山寺3丁目の交差点を渡り、ハナミズキが満開の多羅川に沿って上流へ登り、近津尾神社にある幻住庵に到着。ここへ来て、さらに長い石段を登り、ウオーキング後半の疲れてきた足に堪える。やっとの思いで、ひっそりとたたずむ庵で、松尾芭蕉が奥の細道から帰った翌年4月から4か月暮らしたという、「幻住庵記」を記した。琵琶湖の眺めが素晴らしいところ。庵の縁側で記念写真を撮って、急な階段を降りて、名神高速道路をくぐり、JR石山駅にゴール。18㌔の長丁場、疲れたね。
児童公園で出発式。今月からナガスポ新スタッフが入った
ちょっと前に来たら綺麗やったやろうね。葉桜の下を行く
山ノ神遺跡(お母ちゃんの遺跡や)
びわこ文化公園(瀬田公園)の木道を歩む
名神高速道路を渡って文化ゾーンに
名残の桜を見ながら
タンポポもたくさん
ツツジの咲く森の道を通って
源内峠遺跡
源内峠の説明板
ここへ来るまで、平賀源内が通った道かなと思い込んでいた。
緩い登りの道
難なく源内峠を越える
道端の綺麗なスミレ
大津市南部衛星プラン田上市民運動広場(長い名前?)
瀬田川洗堰(南郷洗堰)
ハナミズキが満開の多羅川をゆく
幻住庵への登り
幻住庵に到着
記念写真
幻住庵からの眺め。今は、両側の木が高く生い茂っているが、当時はもっと視界が良かったかもしれないね。
by take4ni4da
| 2018-04-14 23:36
| ナガスポウオーク
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