仲間のウォークで池田を散策してきた。池田と言えば、落語では「池田の猪かい」「池田の牛ほめ」で有名。酒は銘酒「呉春」、人は阪急の創始者小林一三。それから、インスタントラーメンの発明者、安藤百福が有名だ。そんなゆかりの場所をぐるりと廻ってきた。朝10時に阪急池田駅に11名の仲間が集合。自己紹介をして出発。まず駅のそばに有る「呉服(くれは)神社」に寄る。
応神天皇の頃、呉の国から渡来して機織裁縫の技術を伝えた呉服媛を祀ってある。涼しい風が通り抜ける境内を後に、池田駅に戻り駅前から続いているサカエマチ商店街のアーケードを抜ける。抜けたところを左にたどると「落語みゅーじあむ」があり、ドアを開けて入ると、「開館は11時からです」といわれる。諦めて帰りかけると「せっかく遠いところから来られたので、どうぞ入ってください」といわれ、お言葉に甘えてはいらせてもらう。聞くところに寄ると来ることをあらかじめ言っておいたら、このみゅーじあむの会員さんの素人落語も聴けたのだそうだ。館内は入って正面に落語の高座が造られていてここで落語をするそうだ。
その横には、先ごろ元桂三枝さんが桂文枝を襲名されたときの引き出物が飾られていた。涼しいみゅーじあむを後に、前の道を左に進む。先ほどの駅前もそうだったが、今日の池田の町は町中、車の渋滞が長く続いている。「何かあるのかなあ?」少し行って左に入ると着きあたりに池田の銘酒「呉春」の酒蔵がある。そちらには行かずにゆるい坂を登って行って、左に曲がり更に登って行ったところに「池田文庫」がある。その隣には「逸翁美術館」と近くに「小林一三記念館」がある。両館で入館料が1000円と高いので今回はパスして前を通り過ぎるだけにする。
更に坂を登って左に曲がってクマゼミやミンミンゼミの合唱の中、大手門と書かれた門をくぐると池田城祉に入る。もともとは平屋の城だったが、城らしい建物ということで小さな天守閣が造られている。
最上階に上がると池田の町が一望でき、遠く六甲山系も見渡せる。天守閣前の芝生の中の東屋で水分補給の休憩をとる。風が吹き抜けて涼しい。城を抜けだして細い道を抜けて自動車の通る道に出て右に登って行くと五月山公園に着く。公園内の動物園前まで行って近くの芝生の広場の隅で、少し早いがお弁当を食べる。広場の反対側には野外ステージもある。デザートもたくさん回ってきて、コーヒーにHaさんの持ってきたウイスキーを垂らしていただく。美味しい。
最後に記念写真を撮って午後の出発。(といっても、まだ12時を少し回ったところ)五月山公園を更に登って、下見の時は行かなかった「大廣寺」を訪ねる。
ボタン寺として知られているそうで、中に牡丹の花壇があった。(どう言ったお寺なのか、持参したガイドには書いてなかった。)石段を下りて道路に出ると反対側にモダンな五月山体育館の前を通りしばらく行って右に曲がって住宅街の中を進むと「茶臼山古墳」に着く。
トイレもある公園になっていてしばらく休憩。墳丘の上に登ると、はっきり前方後円墳と分かる。更に南に進むともうひとつの「五月丘古墳」がある。さて、後は池田駅に向かって下り坂、途中のコンビニに入って冷たい飲み物やアイスなどを買う。駅に着くと今度は最後の目的地「インスタントラーメン発明記念館」に向けて駅の反対側に進むと、前に銅像の建ったモダンな建物に着く。
銅像は、インスタントラーメン「チキンラーメン」の発明者「安藤百福」氏だ。館内は家族連れや、若い人たちでごった返していた。中には中国語も聞こえる。オリジナルのカップめんを作るコーナーは長蛇の列ができていて待ち時間が1時間だそうで、諦める。後は駅前の喫茶店でお茶をして解散。お疲れさん
by take4ni4da
| 2012-08-12 23:05
| 567倶楽部ウォーク
|
Comments(2)