主宰するウォーキングの月例会も回を重ねて80回。
秋の最後、名残の紅葉を求めて洛北を歩いてきた。
地下鉄北山を出発して、北に向い深泥が池(みぞろがいけ)に。
京都の街の真ん中にあるのに、池の中央の浮島には高層湿原の植物が生えているという。
上賀茂神社に向かう途中、思いがけず入った「あぜくら」という料理屋さんの庭園。ここが素晴らしい紅葉だった。
しばらく写真を撮って休憩。さらに、夏は「カキツバタ」で有名な太田神社の鳥居に覆いかぶさる紅葉も見事だった。
広い上賀茂神社の紅葉もちょうど良かった。下見したときは神社の前の漬物屋さんで「すぐき」を買って。隣でやきもちを買って食べたっけ。
しばらく行って大宮交通公園で昼食を食べる。子供たちに交通ルールを覚えてもらうために作られた公園だ。園内にはゴーカートが走っていて、交差点には信号もある。「信号を守ってください」と公園の管理人の人が声を掛けている。またここには、秀吉が都を外敵から守るため都の周囲23kmにわたって造った「お土居」という壁の一部が残っていた。
昼食を終えて、またまた街の中を進むとまたお土居の跡が残っている。お土居から内を洛中、外を洛外という。ここから、やや急な坂道を登っていくと、後から「もっとゆっくり行ってえ!」と声がかかる。ちょっと調子に乗りすぎた。玄琢を過ぎて、いよいよ今日のハイライト鷹が峰だ。坂を登りきると先ず目に飛び込んで来たのが、常照寺の前の紅葉。わーっと感激の美しさだ。その前を通り過ぎてまず、源光庵に入る。本堂に悟りの窓(丸窓)と迷いの窓(角窓)が有名。窓から見える庭の紅葉は最高。
流石に人気のスポットとあって人が多い。ここに伏見城から移された血天井は有名だ。そのあとすぐ斜め前の光悦寺による。光悦垣で有名だが、垣根の前の紅葉は終わっていた。その代り山門を入ったところの紅葉が逆光に映えてきれいだった。
と予定はここまでだったが、時間が余ったのでここへ来るときに前を通ってきれいだった近くの常照寺によって見る。中は大したことはなかったが、ここも入口にある紅葉は、やっぱり素晴らしい。
今日は天気も良くて、最後の紅葉を堪能できた。
by take4ni4da
| 2009-11-29 23:43
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