12月のウォーキングの下見に、洛北を歩いてきた。
集合地の出町柳は、8両編成の京阪電車から、
2両編成の叡山電車に乗り継ぐ人、人、人。
何台か乗り過ごしたあと満員の叡山電車で一乗寺に。
降りたらすぐに山側に進み
宮本武蔵が決闘をした「一乗下り松」の辻に着く。
まっすぐ行くと詩仙堂へ行くが、ここを右折れして
与謝蕪村よかりの金福寺(こんぷくじ)に、
予定には入っていなかったが近くなので寄ってみる。
ここが静かで紅葉も美しく良かったので、
思わず長居してしまった。
境内の裏山には俳人蕪村のお墓がある。
民家の間の細い道をたどって観光客でにぎわう
詩仙堂を訪れる。さっきのお寺と違って、
庭の眺められる詩仙の間はすごい人。
こんもりと丸く整えられたさつきの向こうの
もみじが奇麗だ。
写真をうまくとりたいが、その庭の向こうにも
人がうろうろしていてなかなかチャンスがない。
最初の2つの寺院で時間をとってしまって
もうお昼前。急いで次の目的地に向かう。
続いて入ったのが圓光寺。
ここまで、金福寺300円、詩仙堂500円と
圓光寺400円と拝観料を払ってきた。
これから回る先を考えるといったい合計いくらになるだろう?
などと考えながらはいるが、ここの紅葉もいい。
さて、おなかも減ってきたので
お弁当を食べるところを探す。
曼殊院への道の途中を、ちょっと西にそれて
細い森の中の道を抜けていくと、鷺森神社がある。
その横にちょうどよい広場を見つけたので
お弁当を食べる。
昼からは元の道に戻って少し山側にゆるく登っていくと
武田薬品の農場があって、なおも行くと立派な門と
両側に土壁があり5本の白い線が入っている。
11
観光客もすごい人で、拝観受付前に長蛇の列ができているので
今日は入らないで、門の横にきれいに色づいた楓を眺めるだけにする。
少し休憩してそのあたりの紅葉を写真に撮って先に進む。
比叡山の登山道の雲母坂(きららざか)への道を右に見送って
音羽川に沿って下ってゆくと川の向こうに修学院離宮が見えてきた。
橋を渡って離宮の前にある小さなお寺「禅華院」に。
鐘楼のある山門をくぐるとここももみじが奇麗だ。境内の片隅には
鎌倉時代と言われる石仏が並んでいる。
参観予約をしないと入れない修学院離宮の前を通り過ぎて
まっすぐ行き、神仏一体の赤山禅院に入る。ここは拝観料なし。
境内では数珠供養がされていて使い終わった数珠が燃やされていた。
境内には一本寒桜が咲いていた。
赤山禅院を出て最後の目的地三宅八幡宮に向かう。
下見に付き合って下さったHさんのご友人の
Kさんが案内してくださったが
一つ山を越えていくのだった。
ようやく着いた三宅八幡宮は落ち着いたところで
なかなか捨てがたいと思ったが、本番では最後の山超えが
ちょっとつらそうなのでやめることにした。
そして最後は30分ほど歩いて宝が池国際会議場前のファミレスで
打ち上げして解散。
by take4ni4da
| 2008-11-23 22:30
|
Comments(0)