もう6年連続の5月の山の辺の道ウォーキングに行ってきた。
かなり高い降水確率で今日は仕方ないかと、半ばあきらめの境地で出かけたが、
前半、少しパラパラと来た後は曇ってはいたがまずまずの天気だった。
近鉄桜井駅には13名のメンバーが集合。中には遠くさいたまから参加してくれた仲間もいる。
軽く自己紹介をして出発。駅から北へ向かう。最初前を歩いていたほかのグループは
コースが違ったのか、いつの間にかいなくなった。
海柘榴市(つばいち)という古代の市が有ったところで最初の休憩。ここには「仏教伝来の地」の碑も立っている。前を流れる川が大和川。奈良盆地を横切り法隆寺の近くでは「初瀬川」とも呼ばれて生駒の南を大きく回り込んで大阪平野から大阪湾にそそぐ川だ。
休憩の後、古い民家の町並みの間を進むと、金谷の石仏に着く。お堂の中に平べったい長方形の石板に彫られた2体の石仏が納めてある。石棺の蓋か?なおも細い道を行って急な石段を上ると平等寺に着く。境内にはツツジが満開。去年はこいのぼりも上がっていたけど、今日は5月5日と言うのに上がっていなくてひっそりとしている。
平等寺の境内をぬけてしばらく行くと、大神神社に着く。流石に大きな神社とあって人が多い。第一回山の辺の道ウォーキングした時にここで記念撮影をした。同じところで一枚パチリ。ここでトイレ休憩をして先に進む。去年はこの先ちょっと行ったところの道端に神秘的なギンリョウソウを観たが。今年は探しても見つからなかった。隣の狭井神社に寄って拝殿の後ろにわき出ている神水をいただき道中の無事を祈る。
ここからは、山の辺の道らしい雰囲気の中へ。
道端には黄色いウマノアシガタが咲き乱れ、小さなかわいいすみれも。玄賓庵を過ぎておなじみの山遍道と彫られた石碑を過ぎると「桧原神社」に着く。雨が降っているためかいつもいるボランティアの人が一人だけ。ここからの春分の日と秋分の日に向かいの二上山に沈む夕日が絶景だという。
しばらく行くと遠く奈良盆地を見渡せる気持のいい道に出る。両脇に植えられたミカンの木の花は蕾硬し。行く道端にはところどころ無人の野菜売りの棚が置いてあり、女性陣が時々とまって物色。のんびりとした道は涼しい風も通って気持ちがいい。そうこうするうちに「景行天皇稜」に着くちょっと離れたところから見ると奇麗な前方後円墳になっているのがよくわかる。このそばで弁当を食べたこともあるが、今日はまだ先に進む。6号陪塚のそばを通り過ぎまた民家の間を抜けていくときれいなトイレのある休憩所に着く。ここを過ぎるといよいよお弁当。ちょっと登った「崇神天皇稜」の見えるところでお弁当にする。なんとか雨も降らずに昼も終えて先に。
このコースようやく半分と言うところに長岳寺がある。受付のあるところまで両側に続いているツツジの生垣が満開で奇麗だ。お寺には入らずに次に進む。
中山廃寺跡を過ぎて念仏寺のそばの墓地を通る。今年もコバンソウがいっぱい。これも楽しみの一つだ。そしていよいよイチゴのビニールハウスが足り並ぶ農道をひたすら進む。ここにもやはり無人の店が。1パック100円のいちごを買ってみんなで食べ持って歩く。1パック300円のぱっくもあるが流石に見栄えがきれいで美味しい。今年も新鮮な苺をおなかいっぱい食べられて満足。
れんげ畑もあってメンバーの一人が中に入ってはしゃいでいる。そして最後の楽しみといっても僕じゃないけど、坂の途中にある茶店で最後にソフトクリームを食べるのがわが女性群の楽しみなのだ。僕も自動販売機で缶ビールをいただく。ここでは、桜んぼう狩りもできるが、まだ時期が早いようで周りの桜の木には青いさくらんぼうが、たわわに実っていた。
さーて、いよいよ最後の急登を登る。ビールを飲んだ後なので少ししんどい。坂を登り切るとあとは下り坂で石神神社に境内のニワトリたちが「コケコッコーと迎えてくれた。ゴールしたとたん急に雨が降り出す。なんといいタイミングだろう。
ちょっと休憩して、最後は長い天理のアーケードを通って天理駅にゴール。
遠来のさいたまの客人の歓迎も兼ねて一同大阪の梅田に移動して美味しいビールで打ち上げとなった。カンパーイ!
by take4ni4da
| 2008-05-05 23:32
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