午後10時前、やっとのことで家に帰った。
2年ぶりの社員旅行(ただし管理職だけ)は、鹿児島・指宿に行ってきた。
30日朝伊丹から鹿児島空港へ、迎えのバスに乗り込み出発したとたん小雨が降り出した。そんな事はおかまいなしで、早速ビールとおつまみが配られる。まずは島津家の別邸であった「仙巌園(せんがんえん)」に。
雨もやんで園内のレストランで昼ご飯(黒豚のとんかつ)を食べたあと、横に長い庭園の散策する。空は晴れて灼熱の太陽が照りつける。薩摩湾をはさんで桜島が見えるが、頂上はすっぽりと雲に覆われている。端から端まで、割りと歩き応えのある庭で、ちょうどいい食後の運動になる。
そのあと、桜島と鹿児島市街が見渡せる城山公園に。やはり桜島の頂上は見えない。
再び、市街に戻りあとはひたすら今夜の宿、指宿に向かう。梅雨が明けたような日差しのなか、左には薩摩湾をみながら進む。道路の両側には南国らしく椰子のような並木になっていて所々に、ハイビスカスやブーゲンビリアが咲いている。
4時過ぎ「白水館」という指宿では一番だという宿に到着。それぞれ部屋に入って、さっそく名物の砂風呂に入る。専用の浴衣に着替えて砂の上に寝そべると、係りの人が体に砂をかぶせてくれる。「10分から15分をめどに入ってください」というので、15分頑張った。その間汗がたらたら噴出していくのが分かる。
そして、6時から大宴会の始まり。綺麗な?コンパニオンのお姉さんが5人ほど来て、お酌をしてくれた。
カラオケも一曲歌って8時半ごろお開き。そのあと、館内のカラオケルームにいって2次会。部屋に帰って3次会。寝たのが12時過ぎになった。どれだけ呑んだんだろう?
一夜明けて、朝日がきらきらと反射する風呂に入り、朝食はバイキング。思うほど食べられないなあ。
9時半の出発前に売店で昨夜呑んだ焼酎「利右衛門」を購入。
今日も雨はなさそうだ。今日最初の訪問地に向かうバス内は、昨夜の疲れか静かだ。長崎鼻は高校の修学旅行以来の訪問になる。開門岳は頂上が雲に覆われていて残念。灯台から先のごつごつした岩の間を通って本土最南端に数名で向かう。途中両側海の細くなったところをひやひやしながら通る。
汗だくで、バスの駐車場に帰るときに食べた「パッションフルーツ」が美味しかった。
次はイッシーで有名な「池田湖」により、イッシーの正体の大うなぎを見る。デッカイ!池田湖は思ったより広い湖だ。
今日の昼は、知覧のレストランだが、ご飯がべちゃべちゃであまり美味しくなかった。昼食の後、昔特攻隊の基地のあったところにある記念館に入る。当時特攻隊院の写真が展示してあり、まだあどけない表情が残る彼らは、これから死に行かねばならない日々をどんな気持ちで過ごしたのだろうと思うと心が痛んだ。
知覧ではもう一箇所、島津の武家屋敷群に寄った。低い石垣に槙の高い生垣の落ち着いた所だった。ちょっと、今まで見た武家屋敷とはちがって何処となく南国の雰囲気がある。7箇所開放している庭をすべて廻った。一箇所を除いてほかはみな枯山水のこじんまりした庭だった。
武家屋敷を出るとあとは、鹿児島空港に向い、土産物屋によって午後18時40分発の飛行機で帰った。
by take4ni4da
| 2007-07-02 15:56
|
Comments(3)