岐阜県下呂の白草山に行ってきた。今回、友人に誘われて行くまでこの山の名前は知らなかった。インターネットで調べたら、地元では人気の山だということだ。
前夜、登山口に近い道の駅にテント泊して、朝起きたらピーカン。暑くなりそうだ。
車で登山口まで向かい、10台ほどとめられる駐車場に入れる。準備をして出発だ。
登山口にある案内板に、イラスト入りの地図が載っていて山頂まで1時間50分とある。
最初、緩やかな登りの林道を行く。道端の小アジサイがまだ蕾だ。久しぶりの登山だが、昨夜のアルコールがまだ残っていて、足が重い。
それでも30分ほどで林道終点に着く。小さな橋を渡っていよいよ山道に入る。少し狭くなったが傾斜は少し急になったかなと感じる程度。ガイドブックにはここと、もう一箇所ジグザグの急登があると書いてあったが、苦にならない程度だ。でも、暑いのと残ったアルコールのせいかやっぱり足が重い。
30分ほどで、尾根道にたどり着く。少し展望が開けて、頭上にドウダンツツジが満開近い。
登山道のところどころに「山頂まであと1.9km」と看板が立っていて助かる。
ようやく調子も出てきて、気持ちのいい尾根道を行く。期待していたササユリの姿はない。
しばらく行くと四角い岩の上に三角の岩が乗った「三つ岩」というところに着く。
それを過ぎてすぐに「箱岩山」への分岐点に着いた。「箱岩山」へは12分掛かるそうなので、先にそちらに向かう。背丈ほどの笹が原の中を進むと、ちょっと低くなったところから御嶽が見えた。山頂付近は少し雲に隠れているが、そのどっしりとした勇姿は良く分かる。少し登ると箱岩山の山頂に着いた。御嶽側は見えないが反対方向の景色は素晴らしい。少し向こうには、これから向かう白草山が見える。高さはこちらが1669mで向こうより28m高い。登ってくるときに見かけた岩は、箱みたいに四角いのでこんな山名がついたのだろうか?
箱岩山を後に、分岐点に戻って笹が原の中を白草山に向かう。高原状の道を15分ほどで山頂に着いた。親子連れと、女性4人グループがすでに到着していた。360度の眺望は少し雲はあるが素晴らしい。御嶽も良く見えるがやっぱりてっぺんだけ雲がかかっていて残念だ。
地元から来ている女性グループによるとめったにすっきりした御嶽の姿は見られないそうだ。かなり広い山頂の周りにはシロヤシオの花が満開であった。(嬉)
山頂で、握り飯を頬張ったりWさんが持ってきたグレープフルーツをいただいたり。かなりゆっくりを過ごした後、名残を惜しみながらそろそろと降りる。
もと来た道を、ゆっくり降りて駐車場に12時過ぎに到着。時間がたっぷり有るので、帰り道は、この近くの乗政(のりまさ)大滝に寄る。あまり期待はしていなかったが、なかなか立派な滝だった。最後に下呂のはずれの温泉に入り、帰路につく。
by take4ni4da
| 2007-06-17 22:33
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