もう一週間になるが、23日友人のヒラヤンと四条御前を下がって、京福の踏切を渡ったところにあるライブハウス「ナッシュビル」にいった。カントリー・ミュージック専門のライブハウスである。始めてはいるライブハウスは勇気がいる。案の定、入るとよそよそしい目線が飛んできた。いやだなあ、この雰囲気。9時になって、第一ステージが始まる。客は、我々2人とあと2,3人。最初は、ここのハウスバンド・ナッシュビル5のオープニングテーマだろう。2,3曲進んでいくが、一向に盛り上がらない。そのうち客席にいた年配の人がゲストとしてステージに上がる。なーんだ、この人も客じゃなかったんだ。
でも、この人のフィドルが上手い。(なんでも京都カントリー界の重鎮だそうだ)やっと、曲的には盛り上がってきたようだが、まだもやもやとした中で第一ステージが終わった。
ここへきて、客が続々と入って来て10時になって第二ステージが始まる。さっきベースを弾いていた人が、スティールギターに替わり。送れてきたベーシストと変わる。客が入るとこんなに変わるのかと思うくらい、急に盛り上がってくると、やはり客席から次々とゲストが現れバンドに加わっていく。オバちゃんがきれいな声で歌い。オッちゃんがムードたっぷりに歌う。途中から加わったギターを持った年配の歌手が、また渋くて上手い。石橋イサオさんといって、結構有名な人らしい。盛り上がってきて、イーグルスの歌や、デーブクラーク5の「ビコーズ」まで出てきて、もう我々2人は興奮状態。第3ステージの始まる前に、バンドのリーダーの武田さんともお話が出来た。「カントリーに限らず、良い音楽はどんどん取り上げていく」そうだ。
宴はたけなわ、第3ステージでは、なんとベンチャーズの「十番街の殺人」まで出てきて、おまけに「ソバソング」といって、日本では美空ひばりさんが「チャルメラそば屋」という題名で歌っていたカントリーまでやってくれた。
京都に、しかも近くにこんな楽しい店があったとは驚きだった。
by take4ni4da
| 2005-07-29 15:22
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