囲炉裏村の練習会に参加するつもりが、寝過ごしてしまった。
今日はやめておこうかと思ったけど、最近山にも行ってないし
思い切って行くことにした。
こんな天気のよい日に、行かないとくいが残るね。
出発地の山陽須磨浦公園駅には、約1時間遅れで着いた。
まあ、追いかけてもだめだろうと思いながら出発。
2年ぶりの須磨浦公園だが、いきなりののぼりは
しばらく山にご無沙汰の身には結構辛い。
ひざがぴりぴりと痛み出すが、我慢して必死に登る。
ロープウエイの頂上駅近くに着たら、真っ青な空と海が勇気付けてくれる。
しばらく平行道を行き、ひと登りすると旗振り茶屋に着いた。
ここから、明石大橋が一望できる素晴らしい景色だ。
写真を撮って、余り休まずに先に進む。
少しのアップダウンで鉄拐山頂上に着く。
あれ?いつもはこんなところまで登ってこないなあ。
いつもは、ちょっと手前で頂上を巻いて進んでいるんだ。
さらに進んで、おらが茶屋に着くが
こちらもいつもは寄らずに途中から下りていく。
でも、一人だしちょっと寄り道もいいかなあ。
お陰で、ここからもいい景色を楽しむことが出来た。
さてさて、長ーい、急な階段を下りて高倉台の住宅地を通り抜けると
槇尾山に登るこちらも長い急な階段に取り掛かる。
初めて六甲全山縦走に参加したときは、ふうふういって
途中で何回も休みながら登ったものだ。
いまは、しんどいが比較的すいすいと登っていける。
日差しがきついけど、時々涼しい風が吹いて汗がすーっと引いて気持ちがいい。
槇尾山頂上では、多くの人が休憩していた。
僕も、ベンチの隅に掛けて水分補給。
ざらざらと滑りそうな下りをゆっくり下り登り返すと
横尾山の頂上。とまらすにしばらく行くと
ぱっと前が開けて、岩稜地帯に出る。
須磨アルプスだ。本番ではこのあたりで日の出だ。
ここも、歩くところがざらざらとした砂上の狭い稜線でスリル満点。
一度下って、よじ登ると馬の背といわれる尾根道。
両側が切れ落ちて、さらに風がちょっと強く吹いているので
余計にスリルがある。
何とか渡って,東山を越えて急な道を下っていく。
途中何箇所かコースが変わっているようだ。
下りきると、横尾の住宅地を横切り妙法寺に。
いつもは、通り過ぎるだけの妙法寺にもよってみる。
妙法寺小学校近くのコンビニで飲み物を買い
小学校前を通ってゆるく上っていくと、高取山の登山口に着く。
この高取山も、全縦を始めたころは苦手な山だった。
何回も休みを取って、なかなか頂上に着かなかった。
いまは、一気に登ることが出来るようになった。
今日も、久しぶりの高取山でちょっときつかったけど、何とか登りきって
いつも、本番ではバナナが売られている茶屋でビールを買って
弁当を食べた。
昼食後は、高取山を下って
丸山の住宅地を進むが、これが大変
今でも全縦コースの中で、一番苦手で嫌いなコースだ。
住宅地と言っても、ほとんど山の中を歩いているみたいで、
そう思ってしまえば、山を歩いているつもりで歩けばいいのだけど、
地面は、ずっとアスファルトで傾斜がきつくて歩きにくい。
ほとんどの人が車で移動するのか、歩いている人をあまり見かけない。
高いところから見渡すと、ちょっと向こうにチェックポイントがある菊水山の鉄塔が見える。
何度も同じ風景の中を歩いているような住宅地を抜けて最後ののぼりを登りきると
今日のゴールの神戸電鉄の鵯越駅に着いた。
調子がよければ、菊水山、鍋蓋山を越えて新神戸まで歩こうかと思ったけど、
今日はここまでとしよう。
山陽電鉄「須磨浦公園」駅を出発。プーンと金木犀のにおいがした。
旗振り山から明石大橋を望む。
槇尾山への急な階段
須磨アルプスはスリル満点
低山と思えない険しさだ。
妙法寺に寄って見た。
高取山頂上からの眺め。いい天気だ。
by take4ni4da
| 2014-09-28 22:45
| 山と仲間と囲炉裏村
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