前日の夕食の時、調子に乗って呑みすぎて目覚めは体が重い。今日の荷物の準備をして朝食を摂る。普段は食べないご飯を、シャリバテしないように1杯半食べる。
朝食後、石楠花山荘前に全員集合して出発前の挨拶と今日の役割分担の発表。今日の役割はなくて、のんびり歩けるようだ。ストレッチをして、今日は大阪の元気な女性の檄で出発。
葛川に沿って、京都に向けて団体歩行。今日も日差しがきつくなりそうだ。比良の登り口にある明王堂の前を通って、坊村のバス停付近でトイレ休憩。尚も国道367号線を進み葛川小学校前で水分補給。この付近には猿がウロウロしていた。国道と別れて谷あいの民家の間をくねくねと進む。昨日同様日差しがきついが、ほどよい風があって快適に進む。
平を過ぎ、今日の一番の登り「花折峠」の手前で再び給水。サポート車は峠に登れないので峠をおりたところで待っていると言うことで分かれる。
さて、いよいよ峠へアタックだ。花折峠は蛭が多いことで有名で、実際去年僕も知らないうちに吸い付かれて、気がついたら足のすねが血だらけになっていた。そんなことに注意しながら、ゆっくりと登る。登り口には車止めの鎖が渡されていて、通行止めになっている。峠までは約30分ほどの登りで、峠には「花折峠」と刻まれた石碑が建っている。
その前で皆で写真を撮って、元の国道に合流して車がビュンビュン通るのを横目に歩く。ぐんぐんくだっていって途中と言う集落に着きここでお弁当を食べる。今日の弁当はおにぎり3個に沢庵。
弁当を食べ終って午後は最後ののぼりの途中越えに向かう。車道に平行して付いている歩道はあまり人が通っていないようで、草ぼうぼう。先発隊が鉈を持って草刈に出発したが思ったより手こずっていて我々がすぐに追いついてしまった。ここを越すと後は大原に向かって降りていく。
やがて古知谷阿弥陀寺の前を通って大原の真ん中を通り抜け、有名な柴漬けの店で休憩。ここで、ご褒美に紫蘇味のソフトクリームを戴く。甘酸っぱくて美味しい。
ご褒美の後はゴールの出町柳に向かってひたすら歩く。八瀬のケーブル前を通り、住宅街を抜けて叡山電車の「宝ヶ池」駅のそばを通る。この当たりまで来ると、流石に市街地アスファルトの照り返しがきつく焼けた腕がじりじりと痛い。修学院駅当たりから高野川の土手を通って北大路の高野橋まで来ると、前方に糺の森が見えていよいよゴールが近い。下賀茂神社で休憩して隊列を整え、ゴールの出町柳枡形商店街に到着。商店街のマイクで我々の到着を伝えていて、一斉に拍手が起こる。感激の瞬間だ。くす球が割れて中から「祝鯖街道完走」の垂れ幕が下がる。よく歩きました。
by take4ni4da
| 2010-07-21 23:49
| 日記
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