2年前から一人で行っていた愛宕山の上の秘密の花園に、今年は山の仲間を誘って行ってきた。
楽しみは分かち合わなきゃ。
昨日まで肌寒かったけど、今日は朝からむっとするくらいの暑さ。
これからの気温の上昇がちょっと心配だなあ。
集合地の清滝に集まったのは12人。うち一人は、この近くに住んでおられる元消防士で、
今日は昼から仕事なので見送りに来てくれた。
それぞれ自己紹介をして、登り始める。
例によって、愛宕山は登り始めがきつい。
今日のメンバーには少し足の悪い女性もいて、
どうしても遅れてしまう。
それでも、ほかのメンバーは文句も言わずいつもより
ゆっくりのペースで登る。
五合目まで行くとしばらくは平たんな道になってちょっとはペースは上がるが
また登りになるとまた大きく差が開くので抑えながら登り
いつもより1時間近く遅れて頂上に着いた。
おっ!まだ桜が咲いている。しかも満開だ。
はやる気持ちを抑えて、先ずは石段を上って本殿にお参りをする。
本殿の裏にもきれいな八重桜が満開だった。疲れた体を桜が癒してくれる。
お参りの後は石段を下って下の広場の桜の木の下でさっそくお弁当。
1時半になって今日の目的地の秘密の花園に向けて出発。
頂上から首なし地蔵方面に歩いて下っていき、
途中、ちょっとわかりにくいがうっすらと踏み跡が付いている沢道を降りる。
去年はもっと急な下りを行ったと思うが、今年の道は比較的緩やか。
川の源流から沢を下っていくと、ぽつぽつとクリンソウが現れる。
なおも下っていくと、前方にピンクの帯が見え始め
広く開けたところまで来るとあたり一面がクリンソウの群生。
参加したメンバーから歓喜の声が上がる。
「こんな群生初めて」
「いやいや、こんなもんじゃないよ。もっと下流に行くと
もっと凄いんだから」と先を急がせる。
もう下山予定時間が迫っているが、みんな離れようとしない。
沢を下って、メンバーのmさんがよく仕事をしに来るという「龍の小屋」に寄る。
mさんの知人で、西山のカタクリの保存活動をされているTさんご夫妻が
笑顔で迎えてくれた。話し好きの朗らかな人で、いるいろな花を実験的に
ここで育てておられるそうだ。
mさんに聞くところでは、Tさんは昔バリバリの山岳会会長をされていたそうだ。
小屋の中を見せてもらったが、割と広くって
一度、泊まって宴会でもしようかと約束する。
この時点で、もう3時半で急いで下山に取り掛かるが
降りる道がけっこう急で滑りやすい。
どうしても足の悪い女性が遅れてしまう。
先行の人たちが途中でちょくちょく追いつくのを待つ。
ようやく林道に降りるが、ここからがまただらだらと長い。
もう薄暗くなりかけたころようやくバス停に到着。
京都市内に出て、遅いけど反省会で盛り上がって解散。
by take4ni4da
| 2010-05-15 22:27
| 日記
|
Comments(0)