JRのハイキングは、
京都府ウォーキング協会では
子供たちを歩いて育んでいこうという
「歩育」と位置付けて毎月企画されている。
僕は2か月前から「歩育」のスタッフとしても
お手伝いさせてもらっている。
4月は「雅な平安絵巻の世界を訪ねよう」ということで
源氏物語ゆかりの地「宇治」を歩いてきた。
昨日までのぐずついたお天気と打って変って
朝からからっと晴れたが、風が冷たい。
駅の改札で、旗を持って受付への誘導をやっていたが
かえって寒かった。
出足は集合30分前までおもわしくなかったが
グループで待ち合わせをして参加してくれた人たちが
出発前にどっと集まってきた。
子供たちも今回は大勢集まってくれた。
10時になって準備体操をして出発。
数えていないけど、参加者は50名ぐらいか?
駅前の商店街を通って宇治橋の手前を信号を渡って
宇治平等院に向かう石畳の参道を行く。
両側には宇治茶を売る店が立ち並ぶ。
そのまま平等院に入らずに手前で左斜めに折れていく。
ここできょう一回目の立ち番をする。
50名くらいだからアンカーもすぐに到着。
今日はスタッフも少ないのですぐに先頭に急ぐ。
宇治川の土手に上がると右手に
平等院がきれいにみられるところがあり
とりあえず写真を撮っておく。
土手から喜撰橋を渡って宇治川の中洲である塔の島に渡る。
渡ったところで、また立ち番。
渡ったところには十三重石塔がある。高さ約15mで、
現存する日本最大で最古の石塔だそうだ。
石塔の前で左に曲がり隣の橘島に渡ってトイレ休憩。
ここで、ちびっこたちを集めて記念撮影。
再出発して、今度は朝霧橋という赤い橋を渡り対岸に。
車の通る道を宇治川上流に向かう。
道が細くて歩道もないので「一列でお願いします」と指示する。
また小さな橋を渡ったところを左に折れて琴坂を登っていく。
両側のせせらぎの音が琴を弾く音に聞こえるので
琴坂という名が付いたとか。
登りきると興聖寺に着く。道元禅師が深草に開いた寺を、
淀城主であった永井尚政によってここに移された。
静かな落ち着いたお寺だ。
少し休憩した後、元来た道を朝霧橋まで戻り
世界文化遺産で現存する最古の神社建築の
本道を擁する「宇治上神社」に入る。
源氏物語・宇治十帖の「八の宮」山荘のモデルになった
場所と言われている。
そして坂を下って宇治橋まで来て、京阪で帰る人たちは
ここでゴール。JR組は橋を渡って広い道を駅に向かい
駅前で解散。
by take4ni4da
| 2010-04-17 23:58
| 日記
|
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